2010-01-01から1年間の記事一覧

レジメ「阿弥陀経」の「応当」と「当」

阿弥陀経の中に、いくつか「当」があるが、書き下し文にする場合、どのようにするのがいいだろうか。また「応当」(まさに)「当」(まさに)の違いや、応当発願、当信是称讃、如等皆当、当発願、若当生、当知我於 などの「当」の意味の違いはあるか。 一番わか…

「スペック」最終回「祈ル捲土重来」

妹が「ギルティ」が好きで、なにやらネットで半日いろいろ検索していた。つられて私も「スペック」のことをみてみた。「スペック」は#10が最終回だったらしい。#11があって、年末の特番で放映延期になっているだけだと思っていた。彼女が買ってきた「テレビ…

阿弥陀経の六鳥「舎利」

報恩講も忘年会もクリスマス会も終わって一段落。先日楽しみにしていた『阿弥陀経講義』の本が届く。バタバタしていて送金出来なかったけど、明日郵便局に行きます。 ここ二週間ほど探していたことがある。仏説阿弥陀経に描かれる浄土の六鳥、鳥の一つ「舎利…

娘またダウン

学校から電話があった。熱があるから迎えに来てやってくれとのこと。申し訳ないが法話に行かなければならないので、お迎えは母にお願いした。すぐに医者へ連れて行ってもらうことにした。 今週末は楽しい予定があったのに本当に残念だ。本人も悲しがっている…

生まれた意義の回復を 真城義麿(ましろよしまろ)/大谷中・高等学校長

http://books.higashihonganji.jp/defaultShop/disp/CSfDispListPage_001.jsp?dispNo=001002 小冊子「報恩講」一冊60円 より 「住職さんよ。わしらも若い頃は元気でよかったが、年とったらつまらんようになりましたわい」。 勤めていた学校を転勤し、瀬戸内…

田口ランディさんの言葉「阿弥陀様は私たちの内側にある全肯定的概念」

明日は法話。探し物、見つけた。 http://www.bukkyo-times.co.jp/149cc2ffb8797c.html 若い人たちの「悩み」について、とてもお伝えしたいことがあります。今正体がわからない悩みが増えています。なぜ不安で辛いのかわからない、いつも重苦しいなどモヤモヤと…

「歩く」という字は

子ども報恩講のテープ起こしを終える。吉野弘さんの詩が紹介された。 歩くは「止まる」と「少し」で出来ている。 しかし、ネットで見ても合致しない。聞き間違いだろうか。 歩くことには少し止まるという願いが込められているって素敵だ。でも私、歩いている…

ケンタッキーへ行く(ケンタッキーの人気メニュートップ10)

日曜日、報恩講や法事の間にテレビを見ていたら、「お試しか!」の再放送でケンタッキーの人気メニュートップ10に挑戦していた。私も8品までは容易に当てることができた。それで今日は時間が出来たので行ってきた。 以下ランキング(2010.6) 第1位 「オリ…

聞いてくれる人がいる限り

気が重かった老人センターの法話が無事終わった。お寺に聴聞においでる方の前でお話しすることばかりなので、そうではない場では、何を話すべきなのか毎度頭を抱えてしまう。頭を抱えたところでいつもお話していることと違うことなど話せない。唯念仏、その…

探し物「山尾三省」氏

ちょっとよくなったので、テープ起こしを再開する。山尾三省という方の詩にであった。ネットで探すと、出てきた。とてもうれしく思った。 ブログ「鳥兎記(うとき)」より 人間とは何か 私とは何か という 日常世間からは忘れられた問いを 正面に立て 生涯を…

風邪ひいたみたい

先週娘がコンコン咳をして、熱も少しあった。いつもの、疲れからくる熱と、季節の変わり目のぜんそくだと思い、それなりに過ごした。娘の熱はすぐにさがり、咳がおさまって安心した頃、なんだか咳がでるようになった。声はハスキーに、痰がひどい。先日お好…

『スペック』見逃しパック(全話)を購入

さよなら、「霊能力者小田切響子の嘘」。終わった…さみしいなぁ。予告を見てからずっと気にいってみた。そもそも「臨場」を録画するためにかったブルーレイレコーダーなのだが、惜しくも最終回だけ撮れなかった。今回「霊能力者小田切響子の嘘」は初めて全部…

真宗大谷派の儀式 お内仏を処分する

困った、それらしい本を10冊程度並べても次第が出ていない。数冊の本に、「古い仏壇はお寺の方(住職)に永代経をあげてもらい、処分するとよい」と、書かれている。おわたまし、ご移徙(ごいし)、「遷仏(遷座)法要」ならわかるし、したこともある。ご移徙と…

テープ起こしの愚痴

テープ起こしをしている。第一座の休憩まで終わった。ここまで2日、なかなかいいペースだ。しかし、聞きづらい。私ほど話し手に対する愛がないと起こせまい、なんて思いながらやってる。ときどき吹き出しながらやってる。無くて七癖、というけれど、口癖が…

旧町の追悼会

市(地区)の老人会が主催する報恩講並びに追悼会に行ってきた。三町合同になって、市になるとき、この追悼会が無くなるかもしれないということだったが、地区(旧町)で運営していくことになったようだ。 次第は、まず報恩講、正信偈草四句目下・念讃三淘・和讃…

畑のお手伝い

今日はちょっとだけいい天気だったので、畑を手伝った。どの畑も今年は白菜が不調だが、それでも少し巻いたものを収穫する。大根とカブとブロッコリー、大根は去年よりよかった、カブとブロッコリーは例年通り。さて何を作ろうかな。

御正忌のうぬぼれ

聖人弘長二歳 壬戌 仲冬下旬の候より、いささか不例の気まします。自爾以来、口に世事をまじえず、ただ仏恩のふかきことをのぶ。声に余言をあらわさず、もっぱら称名たゆることなし。しこうして同第八日午時、頭北面西右脇に臥し給いて、ついに念仏の息たえ…

いかなる生物生類もと呼びかけられるのはなにか

法話の機会をいただいて、この「慈しみ」というブッダのことばを、もう一度考えた。いかなる生物生類もと呼びかけられるのはなにか、感じたかった。 146いかなる生物生類であっても、(一切の生きとし生けるものは、幸せであれ。) 怯(おび)えているものでも強…

カエル、無事五十回忌勤める

今日は村に五十回忌があった。五十回忌を勤めるというのは一大イベントなのである。現代は人間80年、戦火をくぐりぬけた80代が元気な今日だから勤められるような話で、父を30代に亡くした私としては、父の五十回忌を勤める元気があるとは思えない。 一周忌と…

寄り道

金沢教務所に用があまりなくなったが、出向くときは、お決まりの寄り道処がある。一つは行きつけの吉川法務店、今日は切り袴を注文し、マジック白帯1050円を購入。その後近くの百貨店名鉄エムザに引き寄せられる。着物リサイクルバーゲンをしていたので案内…

金沢別院結願逮夜出仕

金沢別院の報恩講に組代表として出仕しました。日中と逮夜の二座をひきうけましたが、逮夜が結願と知らず、えらい目にあいました。日中は余間出仕、ご連枝の体調を配慮して、急きょ、文類偈真四句目下、念讃五淘で勤めました。私の差貫の左が妙に長かったこ…

[雑記」円八のあんころ

松任(まっとう)に用事があり、円八のあんころ本店で、あんころを4つ買った。一つ350円だった。高校時代毎日のように金沢駅で見た時も350円だっただろうか… 松任は現在白山市であるが、松任というと懐かしい。高校の親友が松任で、うれしい顔して通ったもんだ…

来迎たのむことなし

(一)来迎は諸行往生にあり。自力の行者なるがゆえに。臨終というは、諸行往生のひとにいうべし。いまだ、真実の信心をえざるがゆえなり。また、十悪五逆の罪人の、はじめて善知識におうて、すすめらるるときにいうことばなり。真実信心の行人は、摂取不捨…

寝た

たくさん寝た。小学校は月曜日。しかし私にとっては休日。月曜に寝ているからといってぐうたらのレッテルは今日は貼らないでほしい。だいたいほとんどの土日はいわゆる「法務」で忙しいのである。ちなみに娘の発表会は満中陰(四十九日法要)で行けなかった。 …

感無量

一年準備に準備した法要が終わった。感無量でまだ言葉に出来ない。同時にこうすればよかったという後悔もたくさんある。でもそれもまた財産。尊い機会を与えてくれた姉に深く感謝する。

乱暴なウサギ

ウサギはなでられるのが好き。たくさんなでると毛がつやつやきれいになる。歯をカチカチならしてうれしそうにする。あんまり気持がいいと、びゃーんと長くなる。うちのウサギは、私には乱暴なふるまいをする。前足でひっかくし、細い4本の前歯で噛むことだ…

谷内正遠版画展へ行く

私には夢がある―谷内正遠木版画集作者: 谷内正遠出版社/メーカー: 芸艸堂発売日: 2000/11メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 43回この商品を含むブログ (1件) を見る友人に誘われて、谷内正遠(まさと)版画展へ行きました。ご本人とお話できて楽しかった。…

報恩講でおろおろ話したこと

今日から○○寺報恩講がはじまりました。皆さんようこそお参りくださいました。お足もとの悪い中皆さんにこうして参っていただいていることを心から感謝申し上げます。 それではなぜ、こんな足元の悪い日にここにいるか。いろんな理由はあるのに、なかなかその…

久しぶりの

今日は久しぶりの法話だった。8月末以来だったので、感覚が鈍っていて、話す前は不安だったが、話しているとだんだん熱が入ってくる。寒い日だったはずなのに汗をかいていた。

表白は集大成

友人の表白作りを手伝った。先輩たちが法事や法要の度に自分で表白を作っておられる姿を横目で見てきたので、そして心のどこかに、いつか私もという思いが無きにしも非ずだったので、出来た時は感激した。表白というのは、集大成なのであった。どんな思いで…