2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ねぶり(眠り)をさまして

友人から寺報が届く。 御こころをしずめ ねぶり(眠り)をさまして ねんごろに 聴聞そうらえ 『夏御文』三 蓮如上人 眠りから覚めるなんて言葉は迷いから覚めるという言葉と同じにすぐ大変に身構えてしまう。 眠くなるのは真剣さが足りない私だからと思ってい…

仏具購入(土香炉など)

また仏壇屋さんへ行ってきた。今日はすかしの土香炉を買った。今までは報恩講用のを使ってた。土香炉を持って行って、同じくらいのを探した。20000円くらいの表記があったが、7000円とも書いてあって、7000円支払った。一回り小さいのは6500円と書かれていた…

報恩講の立花

少し離れた二つのお寺の報恩講の立花を見せてもらいに行った。快く見せていただけたことに感謝。大変参考になった。多くのお寺は花瓶一つ10000円で花屋さんに立ててもらうところが多い。花瓶はだいたい6個。今年の自坊の報恩講は自分で立てたが、お花代は400…

うまくないけど式司

6月半ばから報恩講シーズンでバタバタ。近くのお寺の式司と自坊の式司を勤めた。7月のには隣の寺の報恩講でも式司をする。本来なら私がするのはおかしい。私は代理の代理みたいな立場なのだが、外にいないのでしょうがない。自坊さえ、住職がやりたがらない…

仏具購入(挿鞋など)

祖師前のげすいたを作っている。ようは1150×450×15(mm)の黒い板がいるのだ。筆返しも漆塗りもいらないんだ。しかし、やってみるとそんな簡単なものでもない。普通に買ったら何万するんだろう。 先日挿鞋(そうかい)を買った。金沢の仏壇屋さんで「挿鞋が欲し…

自坊の報恩講

6月22日自坊の報恩講初日、式司(座配)をして、法話もした。精神的にくたくたに。組長さんに大変だったと漏らしたら、式司は他にやる人がいないならしょうがないけど、法話を自分でやるなんてケチりすぎだよ、と微笑まれた。確かにケチり過ぎだ。どこだって赤…

十人は十人ながら、百人は百人ながら、みな 

四 そもそも、男子も女人も、罪のふか(深)からん輩は、諸仏の悲願をたのみても、いまの時分は末代悪世なれば、諸仏の御ちからにては中々かなわざる時なり。これによりて、阿弥陀如来と申し奉るは、諸仏にすぐれて、十悪五逆の罪人を、我たすけんという大願を…

『往生要集』等活地獄−「活活(かつかつ)」

はじめに等活地獄といふは、 この閻浮提の下、 一千由旬にあり。 縦広一万由旬なり。 このなかの罪人、 たがひにつねに害心を懐いだけり。 もしたまたまあひ見みれば、 猟者の鹿に逢へるがごとくして、 おのおの鉄の爪をもつてたがひに掴み裂さく。 血肉すでに尽つき…

ことわれないんだな

暁天講座を依頼された。しばらく法話がないので安心していたのにまた苦心する日々。

喪にふす時間

七日参りに行く。私の中陰は1月8日から7月6日まで続いている。こんな年はこれまでなかった。 家を継いだ息子夫婦が参る家、添いあいさん一人参る家、息子や娘がぞろりと集まる家、亡くなった人への思いは様々。 喪にふす時間、自分が何を考えていたか忘れて…

吾唯足知

大聖寺教務所で藤田祐幸氏、長田浩昭氏の講演があった。持参した本にサインしてもらった。知られざる原発被曝労働―ある青年の死を追って (岩波ブックレット (No.390))作者: 藤田祐幸出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1996/01/22メディア: 単行本 クリック: …