2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

自坊の報恩講を終えて思うこと

お寺と関わることってお金がいる。身近な人の死に始まる。葬儀の御布施、法事の御布施(四十九日法要、百カ日にはじまる)、それから祠堂。そして、月参り、お手次のお寺の報恩講志、自分の家の報恩講御布施。うちの場合は○○寺維持費として年間13200円、相続講…

精一杯生きたと言い切る。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100630-00000253-yom-ent 自殺というのは、本当は身近な問題であるはずなのに、自殺をした本人に対しても遺された家族に対しても差別的な対応がなされる。「潟に飛び込むのだけは止めてくれ、親戚に消防がいるし、親戚中…

DVD『精霊流し』

つっぱるあごと共に『精霊流し』を観た。ずっと「弔う」ということを考えている。「弔う」とひとくくりにいうとわからなくなるのかもしれない、逃げたり、くらましたりする言葉ではある。要するに、亡き人とどう関わるか。もっと具体的に言うと、葬儀式をどうす…

いびきのせいかと思ったら

あごがはずれたことはないけれど、こんなんのひどいやつかな〜、でかいいびきでもかいていたんだろう、お姉さんに悪かったなと思いながらいた。なんだか右あごがつっばっている。そのうち、そういえば腫れていることに気づく。しまった、あたりめを食べ過ぎ…

報恩講中日、撃沈。

報恩講中日、撃沈。あまりにもショックで後日書きます。書けるかどうかもわかりません。笑い話になる日が来るのか。とにかく初夜で大失敗。黒澤明の「生きる」にするべきでした。寝ずの番 [DVD]出版社/メーカー: 角川ヘラルド映画発売日: 2006/10/18メディア…

白道(びゃくどう)

明日から報恩講、この期に及んで掃除をしなければならない。今年は小学生の時から捨てられないマンガを整理した。当然すごい量である。『きらら星の大予言』(あざぎり夕・講談社)に赤面し思わず隠した。『闇のパープル・アイ』(篠原千絵・小学館)は娘も気に入っ…

葬儀参列

某寺の前坊守さんのお葬式。数日前坊守会で、お通夜とお葬式どちらへ行こうかとちょっと話し合って「お葬式を豪華に、みんなでおくってあげよう」ということになった。ある方が、「私が死んだとき誰も来てくれなかったらさみしいから、お参りしなきゃ。」といっ…

報恩講準備ラストスパート

8:30からおみがき、村の人たちが集まった。むすめがちょこちょことお手伝いをして、「かたいね」と褒められていた。「かたいね」は、偉いね、おりこうさんね、という感じの言葉。母が寺の案内板に「六月二〇日八時半より 仏具磨き」と書いていた。「仏具磨き…

坊守会のお勤め学習会

駐車場について、やっぱり赤本いるよな、と、車に取りに戻る。通称赤本『真宗大谷派勤行本』と緑の本『同朋唱和勤行集(真宗大谷派宗務所発行)』二冊を持って行って大正解だった。正信偈草四句目下同朋奉讃、和讃弥陀大悲の誓願を、それと正信偈真四句目下を…

携行品、緑色のご遠忌用のお勤めの本

女子会に向けてシャワーする。ふだんオッサンといる時間が多いので、やっぱりちょっとワクワクする。13:30から坊守会、男子禁制でもないのだけれど、女性しかいない。今日は『正信偈』のお勤め練習をするようだ。初めての参加なので、詳しいことはわからない…

固まった手

お母さんが老人会で温泉へいったので、祖父母の介護、今夜は私が担当です。寝たきりのおばあちゃん、とうとう褥瘡になってしまいました。ケアマネさんの協力、町医者さんの親切、そしてお母さんの懸命な手当てで一時よりよくなったようで、町医者さんが驚い…

座配(式司)のあんちょこ

近くのK寺さんの報恩講ご満座に参勤した。ちょっと人数がかつかつで、私が座配をして、巡讃の二首目もした。座配をまかされるようになってから4年くらいだろうか。緊張して言い間違えることもあるのであんちょこを作った。色んな方のを聞いて専門の方にう…

報恩講参りあいの始まり

近くのお寺の報恩講中日だった。各お寺の報恩講は10月11月が多いが、私たちの地域はそれに重ならないようにして、6月からスタートする。7月や8月のお寺もある。今日はいわば報恩講参りあいの始まりの日でもあった。考えてみると半年くらいは声を出さない(報…

奥三峰 抹茶

手土産に和菓子を持っていくことが多いが、この奥三峰は品がよくておいしいのでご愛用。http://shop.wagashi-murakami.com/shopbrand/017/O/ 今日は奥三峰 抹茶を食べた。甘いものはちょっと苦手だけど、これにはつい手が伸びる。餡が甘納豆のよう。甘納豆の…

サッカーを見るたびに

だんなが同僚に頼み込んで勤務を代わってもらってテレビにかじりついていた。部屋の電気を消してテレビだけが光っていたので、声をかけずに見守った。ワールドカップカメルーン戦、勝ってよかったね。朝「おめでとう!」と声をかけたら、「俺に言われても・・・…

ラ・ヴィーヴでランチ

ホットペッパーを頼りに、加賀市のおしゃれな洋食レストラン「ラ・ヴィーヴ」でランチをしました。1000円くらいのパスタのコース、スープ、サラダ、焼き立てパン(好きなだけ食べられます)、ドリンク、ケーキ。スープ、サラダ、焼き立てパンがおいしいのには驚…

佐野明弘さんの本『―迷いに帰る―』一冊500円

ついに!あなたのお手元へ佐野明弘さんが!!佐野さんが監修した本『人間といういのちの相(東本願寺発行)』はあっても、佐野さんの法話が本になったのは(佐野さん本人いわく)はじめてなんですよ。大聖寺教務所での連続講座講義録『―迷いに帰る―』(2007年推進員…

父に似ている私

その人は、私が死んだ父に似ているといって目を潤ませた。海員学校で後輩だったのだという。「お世話になったんです。間違ったことまがったことが大嫌いな人で・・・」と語り始めた。その頃海員学校は後輩が先輩の服の洗濯やアイロンがけをしたり買出しなどの使い…

能登有料道路にて

いいな〜、今日の空は灰色で、海がいつもより近いみたい。白尾から高松くらいが海沿いで特に好き。ずっと走って山深くなるところも四季毎に美しい。 あの人に謝ろう、その事ばかり考えている。ずっと同じ立場で悩んで来たことがある。いろんな出会いのなかで…

深夜の独り言

娘がいるとガードが甘くなる。娘の対応におわれてしまって、相手への気遣いがおろそかになってしまう。会話に直球が多くなって、ゆっくり語り合うことが出来ない。それによって「いいひと」ガードがうまく作れなくてちょっと落ち込む。新しいところにお話に呼…

加筆、多忙

葬儀後すぐ能登有料道路にのって終点まで。14時から法座がある。娘を連れて行くから、着る服と、DSや宿題などの持ち物を準備した。私は何を着ようかな〜、というのはつまらない冗談で、もはや制服と言っていい、白衣+間衣+輪袈裟である。話すこともまあ…

外部からのフギン

今日のお葬式は、披露宴でお世話になった旅館の創業者で95歳で命終された。どうでもいい事のようだが、僧侶がお手次の寺から導師を含めて3人、近くのお寺の方4人、そして私と大人数だった。それぞれの地域によってやり方もちがうけれど、私のような真宗寺院…

金沢教区解放運動推進委員会、始動!

(mixiみたいに、友人の友人まで公開・・・にはならんよな)今日は金沢教区解放運動推進委員会の委嘱状を手渡された。真宗会館で初会合、おお、I.ゆ○さんにF.よし○さん、ダブルヘッド!Oたけさんに、Nむらさん、Hさばさん、NむらくんにTみさんもっっ♪・・・さ…

これはレア、佐野明弘さんの本一冊500円予約受付中

ついに!あなたのお手元へ佐野明弘さんが!!佐野さんが監修した本『人間といういのちの相(東本願寺発行)』はあっても、佐野さんの法話が本になったのははじめてなんですよ!!、たぶん。私が一生懸命「小見出し(こみだし)」をつけたあの大聖寺教務所での連続講…

銭湯の友

夕方月忌参りの帰りに銭湯へ行った。まだ日が明るいうちにお風呂に入るのは、とても贅沢な気持ち。小学生は130円だ。娘がうれしそうに、「ねえママ、洗面器がかわいくなったよ!」といった。今までピンクやグリーンの無地のものしかなかったから、まあたしか…

「聖(セイント)おねえさん」

聖☆おにいさん(1) (モーニング KC)作者: 中村光出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/01/23メディア: コミック購入: 73人 クリック: 1,671回この商品を含むブログ (1302件) を見るAーちゃんにもらった、『聖(セイント)おにいさん1.2』、大うけ、思い出し笑…

いかなくちゃ

悪意は善意ほど遠路を行くことはできない 三島由紀夫「潮騒」より いつ読んだかも忘れたくらいなのに、また思う。 その人は、私たちが辛いといえないくらい辛いときに、家族のように側にいてくれた。壊れてしまって困っていればすぐ持って来てくれた。「たす…

続いなみの父ちゃんの祠堂経

夜眠れなくて、ブログを更新したけれど、送信しないままだった。 今日いなみのとうちゃんの祠堂経をあげた。とうちゃんが死んだ日、がっくりした。口数少ないその人は、淡々と必ず参ってくれた。みんないろいろ理由があって参れなくても、とうちゃんは必ず参…

いなみの父ちゃんの祠堂経

いなみの父ちゃんの祠堂経をあげた。 かえりしなばあちゃんが「今日はありがとう。いいがんにしたね、住職さんが死んで八年、すっかり板についたね。がんばったね、こんで誰が来てもはずかくない、いいがんになった。がんばったね。」といった。「あらぁ、ま…

門徒総会は「芝寿し」

門徒総会でした。「芝寿し」月印にプラス赤飯の三段で、お持ち帰りのビールや飲み物がついてました。ごちそうです。 http://www.shibazushi.jp/category3/716.html よく食べるこの月印、小食な住職は、押し寿し(かに、あじ)しか食べなかったので、残りは二…