自坊の報恩講を終えて思うこと

お寺と関わることってお金がいる。身近な人の死に始まる。葬儀の御布施、法事の御布施(四十九日法要、百カ日にはじまる)、それから祠堂。そして、月参り、お手次のお寺の報恩講志、自分の家の報恩講御布施。うちの場合は○○寺維持費として年間13200円、相続講として年間6000円(希望者には院号法名をお渡しする)。いろんな意味でびっくりする金額なのかもしれないが、年金ももらっていない一人暮らしのおばあちゃんが当たり前のようにして支払ってくれていることも珍しくない。
だから、祠堂、○○寺維持費、相続講、寺の報恩講志、自分の家の報恩講御布施、知らないふりをして支払っていただけないお宅は、月忌参りを遠慮しようかな、と思う。なんで月忌参りだけは来て欲しいのだろうか。口論などになるのは避けたいので8年待った。もう2年待つべきだろうか。