2007-11-29から1日間の記事一覧

御消息捨遺611(善鸞義絶)

(三)おおせられたる事、くわしくききてそうろう。なによりは、あいみんぼうとかやともうすなる人の、京よりふみをえたるとかやともうされそうろうなる、返々ふしぎにそうろう。いまだ、かたちもみず、ふみ一度もたまわりそうらわず、これよりももうすこと…

御消息574-578

(慈信房とは息子善鸞のこと。数字は真宗聖典頁数。) (十一)九月二十七日の御ふみくわしくみそうらいぬ。さては、御こころざしの銭五貫文、十一月九日にたまわりてそうろう。さては、いなかのひとびとみなとしごろ念仏せしは、いたずらにてありけりとて、か…

「末法の時の仏弟子」佐野明弘師

「末法の時の仏弟子」という視点から、 仮(の仏弟子)は聖道の諸機、浄土定散。今の自分を種として向かって行く、因より果に向かう。今あるのは希望と努力、努力は自己肯定。これは救済が仏果。 偽(の仏弟子)は九十五種の邪道、六十二見。いろんな道で幸せを…