ギャース帰宅
ギャースが旅から帰ってきた。報恩講が終わった次の日に旅立ったので、一週間いなかった。「いってきます」も「いってらっしゃい」もなくでかけた。
報恩講の初日、私は庭のぼうぼうになったぜんまいと池の石の脇の草を切ったりほかしたりした。案の定ギャーっといった、激怒しておさまらず、報恩講中に怒鳴りあったりまでしていた。ご満座には一切口をきかなくなった。
山野草だかなんだか知らないが、生やしていいところとそうでないところがあるのである。父が亡くなってから10年、ずっとがまんしてきたがようやく切ってやった。言っておくがぜんまいはもう生えてきた。私はまめではないので、次に切るのは来年の6月21か22日だろう。山野草は知らない。角に土付きで捨てた。
「おかえり」も「ただいま」もなし。
しばらくして、なんかわからんが、機嫌がなおった。梅とっといたのがよかったかな。畑の野菜もちゃんと収穫して食べていたのも。夏野菜はジャンジャンなるので放置すると木を痛めるらしい。木は痛まなかったのだろう。あとは…。
「お皿を洗い終わったから、もしよかったらここで一緒にワイン飲まない?って言ってたと、伝えてきてくれるかな。」というと、なんやしらんけど、娘が飛び跳ねて大喜びした。ギャースとキャースとドギャースがそろって土産のワインを飲んだ。キャースは子どもだから自家製梅ジュースにした。ウサギ大小も一緒。そして夏の旅行プランを立てた。「ごめんね」ってあえていらないと思う。
魚エレジー
高校以来の親友と会う。金魚と白メダカをもらう。大事に育てたい。だけど、上手くいったためしがないんだよ、金魚とメダカは。池に放つときっとサギが食べる。一匹もいなくなった。玄関に置いておくと、きっと猫が踊り食いみたいにして食べる。消えた。部屋でうまく飼えるか。不安。
うちの熱帯魚、グッピーとセルフィンプレコとコリドラスもいる、ヌマエビも少し。みんな長生きである。先日報恩講お始まりの日、60cm水槽をきれいにした。水槽は二つ持っている、砂利も二つ分あるので水替えはスムーズに出来る。ヒーターもいろいろ持っている。
水替えが終わって、初逮夜が終わって、水槽を見たら、水の温度が40℃を超えていた。ヒーターが壊れていたのだ。蒼白で冷蔵庫と水槽を往復した。釣りに使う大氷と、冷えーるくんの活躍により温度は徐々に下がった。透明なグラスキャットが白くなって全滅した。グッピーとセルフィンプレコは今でも元気。かわいそうなことをした。急激な温度の変化後は病気に気をつけてあげねばならない。
報恩講中日
22日から24日まで当寺報恩講。今日は中日(なかび)、今年も不手際がたくさんあった。
まず忘れたこと、村の「はしり」に報恩講の案内をすること。案内は掲示板に貼っているのだが、見ない方もおられる。知らなかったという声も聞かれる。来年は忘れずにふれてもらう。
朱蝋は50号、30号(一箱6本入2500円くらい)とも準備したが、焼香に使用する炭を忘れた。なぜか住職の「へそくり炭」があって今回はよかったが、早めに買っておこう。
初逮夜は4名、中日の今日は、日中(にっちゅう)、結願逮夜あわせて14名、助音3名、結願日中は5名、助音2名
講師の分を数えると、やばいな30人前注文したお菓子が足りないわ。でもかなりうれしいな。過渡期を過ぎて、あの方もこの方もでることができない時期を乗り越えた証拠だ。来年は、お菓子は35人前、フルーツは20人前にしましょう。
お初夜は、御伝鈔下巻があがりました。その後法話を30分一席。今年は絵本「地獄」を読んでみんなで考えることにしました。なかなか好感触でした。来年は「極楽」にしてほしいとリクエストあり。でも、「地獄」だから疲れがでてくる8時すぎでも目がパッチリしたのではないだろうか。
最後に、今年は花がよかった。褒められた☆後日アップしたい。
今年はなんと3万円で立ちました。小菊の出来がよかったので立派な感じに。足元に家の周りにあったシダを足しています。撮影が下手ですが、助音さんたちは3番目(右余間)のがいいって言ってくれました。真ん中の木が特にいいらしい。300円のユリのおまけだったんだけど。