座配のポイント

座配のポイントについて、これまで学んだことをまとめると、まずご調声は出来る方にお願いする。六首目や結讃も出来る方にお願いする。そしてご登盤を出来る方にお願いする。このお三方が決まれば、式間念仏、二首目(次第六首の場合)は、ご年配の方にお願いする。五首目は高音が得意な方に、不慣れな方は、四首目。三首目は声が出しやすい(次第三首や四首では二首目)ので、お若い方にもお願いしやすい。式間念仏について、私の方では御代前一で、ご年配の方にお願いすることが多いが、場所によっては、御代前二で、若手がするものだと教えていただいた。その場合は御代前一は二首目の方が座る。また、六首目や結讃はご年配には失礼。でも場所によっては違うのかもしれない。いろいろあるのだ。
御老僧K寺さんが結讃をなさったのは、私が知らなくて、お願いしたのを、仕方なく引き受けてくれたのが最後だったと思う。「あんたがいうなら、しょうがない、やるか。」と言ってくれた。