報恩講の立花

報恩講の立花は、立派。中尊前だけ五具足だから、花瓶は6つ。一つ一万円が相場です。もちろんもっと高額なお寺もあります。うちは自分で立てるので全部で四万位で立てます。花屋さんによっては四万の予算でお願いすることも出来るそうですが、当然金額に見合うものになるようです。一年に一回の報恩講なので、けちってはいけないのだけど、入る本数は限られています。横から見てがっつり三角になると美しい。K氏曰く、「ソフトクリームのコーンを逆さにして、半分に切ったような」のが、美しい。当然入れるのにはテクニックがいります。
大谷派の立花は池坊が基本です。坊守会の講習会資料↓

先生の立てられた立花を見たことがありますが、すばらしかった。絵は松だけど、うちはヒバでたてます。一本300円。しかし、3本いるので、真で900円。中菊は一本200円、1,3,5,7本と1,3,5本用意。カサブランカ一本700円くらい。後は何をいれましょうか。前置きの下、足元をきれいに出す。
追記:今年の当寺報恩講立花の図↓

ほぼ構想通りに立てることができました。(http://d.hatena.ne.jp/nikoju/20120624/1340468270)