最後の従妹の結婚式

従妹の結婚式に行ってきました。私のおじいちゃんには娘が三人いました。その孫は七人で男は一人だけ。皆結婚して、彼女が従妹の中では最年少なので、これで従妹の結婚式は最後でした。会場は従弟の寺で、従弟や叔父叔母そしてお嫁さん、家族力を合わせて本当に素晴らしい儀式でした。経験者なので、どんなに大変かわかります。末っ子の結婚式だからなのか、これまでになく一致団結した愛につつまれた式になったと感じました。私は大好きな叔母(彼女の母)の頼みでカメラ係になりました。花嫁衣装というのは顔がかなり隠れているので撮るのが大変でしたが、叔母の大切な記念を残したくてがんばりました。はずがしがっていてはけっして撮れない、かわいい花嫁さんの式中の写真もガンガン撮りました。我ながらいい仕事ができました。しかしワンピースだったのでパンツが見えたかもしれません。
帰宅して娘と遊びに来ていた友だちにママの結婚式の写真を見せました。ママは寺坊で結婚式をしたので、直綴に五篠袈裟でした。披露宴では裳附とちょっとしたウェディングドレスも着ました。「本来は結婚式では花嫁さんは白いうちかけとつのかくしという衣装をつけるんだよ、頭の角を隠すのだよ、顔がかなり隠れるんだよ、隠すのは鬼の角かもしれないね。ママはつけたことないけれど。」といったら、すかさず娘が「だからママはずっと角が出しっぱなしなんだね、すぐおこるんだもん。」といった。完敗。三人で笑いました。