普段とちょっと違うお葬式

午前中お葬式があった。導師は東本願寺派のご住職。たまにあることだけど、大谷派寺院密集地で普段勤めているので、少し戸惑った。なんていう名前だったかど忘れしたけど、あの門徒総代さんとかが亡くなった時、教務所にとりに行くやつ、おじいちゃんの中陰壇に乗っている、白木の台の上に白い紙に包まれた箱(白檀のお香入り)のところ、大谷派では「本山」というのがぴらんとなっているけれど、今回は「東本願寺」と書かれていた。本山弔詞を読み上げることはなく、弔辞を頼まれた方が、ご住職さんが書かれたものを読んでおられた。「しゃくあま○○」といっていたが、「しゃくに」を読み間違えられたのか、東本願寺派ではそう読まれるのか、わからなかった。
息子さんが三匝をしていた。考えてみたら、葬式に父親と息子が出る姿は初めて見た。男同士はすごくやりにくいのは聞いたことがある。親子は別に険悪でもなく、老いてきた親は甘えるように息子を頼っていた。けれども導師である父は終始声をはりあげた。彼は守られたことに気付いただろうか。