かぐや姫と森の神様

http://nanao-art-museum.jp/?p=2713
七尾美術館で開催中の「ボローニャ国際絵本原画展」へ行ってきました。絵本は大好きですが、原画となると魅力や迫力が増すことをはじめて知りました。なんといってもすごかったのは、フィリップ・ジョルダーノ氏(イタリア)の絵本『かぐや姫』の原画19点です。絵には、トトロやもののけ姫千と千尋に出てきたような森の神様たちが描かれているように感じました。それらは私にとって登場させないもの、森の神様は忘れているものであることをあらためて知らされました。神様を忘れているのだから、森に、住んでいる場所に、怖れもなく感謝の気持ちもない。
かぐや姫のお話、知っているようではっきり覚えてなかったな。かぐや姫が出した難問にはクリアできないところに意味がありそうです。もう一度しっかり読んでみようと思いました。娘と一緒がおもしろそう。
絵本の原画、期待以上に素晴らしかったです。上記だけでなく、立ち止って味わったり考えたり惚れたりしてばかりでした。絵本というのは自由な発想で表現できるもので、すごく斬新にもなるところがなんだか途方もなくてぞっとしました。その感覚は原画ゆえに味わえるものだと思います。そして自分がいいなと思うものの狭さを教えられました。
しっかり絵本の衝動買い。↓くまさんかわいい♪♪原画見て惚れました。

ごちそう くろくま (おはなし・くろくま)

ごちそう くろくま (おはなし・くろくま)

誘ってくれたぐりさんに大感謝☆次回は絶対娘も連れてきたいな。だんなも行きたいらしい、うれしい顔が見れそう。七尾ってところがまたすんごくいい。