葬式後にすること

葬式に麤紙を渡せなかった寺院に挨拶と御礼。通夜に遠くから来ていただいた、K寺とA氏に不室屋 御汁箱 を持っていきました。いずれも香典返しのカタログを渡していますが、挨拶と御礼を兼ねて。
それから参り会の近くの寺院に麤紙を届けました。葬儀が日曜だったため他用で欠席された方々です。父の葬儀や祖母の葬儀の時、麤紙を持参し御礼挨拶するのが行き届きませんでした。内心「式司さんたちはなぜうちで渡してくださらなかったのだろう」と思っていましたが、麤紙をお渡しするのは、葬儀当日することではあるけれども、葬儀後の儀式の一つであったことを今回学びました。同時に当日欠席された方への御礼挨拶も儀式の一つなのかもしれません。
御香儀の返しは麤紙をお渡しするのが通常ですが、一般の香典返しと同じくカタログをお渡しするお寺もあります。
今日、不室屋本店へ初めて行きましたが、趣があってとっても素敵なお店でした。連れて行った娘もご満悦で、季節の御汁(宝の麩・照り葉)と細工麩もみじをねだられ、自宅用に購入。
http://www.fumuroya.co.jp/fumuroya/index.html

↓包装の時間があったので治部煮(じぶに)の器展を見てきました。治部煮の椀は漆器に美しい蒔絵などが描かれています。通常の椀より浅く、全ての具、煮物全体が見えるよう作られています。すだれ麩を入れるのが正式です。