母乳から36.3ベクレルの放射性ヨウ素131

母乳から微量の放射性物質=市民団体が検査−福島
 市民団体「母乳調査・母子支援ネットワーク」(村上喜久子代表)は20日福島市内で記者会見し、福島など4県の女性9人の母乳検査で、茨城、千葉両県の4人から1キロ当たり最大36.3ベクレルの放射性ヨウ素131が検出されたと発表した。
 厚生労働省は水道水の放射性ヨウ素が同100ベクレルを超える場合、粉ミルクなどに入れて乳児に摂取させないよう求めているが、母乳については明確な基準はなく、村上代表は「今回の数字が高いとも低いとも判断できない」としている。(2011/04/20-20:14時時ドットコム)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&rel=j7&k=2011042000827
女性の母乳から放射性ヨウ素…千葉県柏市
2011.4.21 07:03(産経ニュース)
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110421/trd11042107040001-n1.htm

千葉県柏市36.3ベクレル(3/30採取)、茨城県つくば市8.7ベクレル、6.4ベクレル、守谷市31.8ベクレル(3/23.24採取)、福島県のお母さんの母乳が心配。
「つれづれパスタイム」に動画がありました。
数値が基準値に対して高いか低いかということより、それが赤ちゃんに悪い影響があるのかどうかが直ちに知りたいところだと思う。チェルノブイリでは母乳をあげなかったと聞いたことがある。友人に聞いたところでは、各国の輸入品の放射性ヨウ素の規制値は、タイ:幼児食品7ベクレル、フィリピン:粉ミルク22ベクレル・原乳14.8ベクレル(この友人から聞いた数値はどこからの情報なのかはっきりしません。)
台湾:乳幼児品55ベクレル/kg
http://www.osaka.cci.or.jp/boeki/frpt/pdf/frpt001.pdf
EU:ベビーフード100ベクレル/kg、乳製品300ベクレル/kg(引き下げられ厳しくなった)
http://www.iis-net.or.jp/saigaishien/H23kisei_03.html
オーストリア:幼児用食品(150)、乳製品(500)、その他食品(2,000)、飲料水(500)
http://www.jetro.go.jp/world/shinsai/inspection_at.html
スイス:幼児用食品(150)、乳製品(500)、その他食品(2,000)、飲料水(500)
http://www.jetro.go.jp/world/shinsai/inspection_ch.html
スウェーデン:幼児用食品(100)、乳製品(300)、その他食品(2,000)、飲料水(300)、畜産物(2,000)
http://www.jetro.go.jp/world/shinsai/inspection_se.html
韓国:ヨウ素131:(乳児、幼児用食品100ベクレル/kg)生乳および乳製品(150ベクレル/kg)すべての食品(生乳および乳製品を除く)(300ベクレル/kg)
セシウム134、137 すべての食品(370ベクレル/kg)
http://www.jetro.go.jp/world/shinsai/inspection_kr.html
タイ(ヨウ素131については書かれていません)
セシウム137:生乳(7ベクレル/リットル)、粉乳、乳製品、幼児用食品(21ベクレル/kg)、穀物およびその他の食品(6ベクレル/kg)
http://www.jetro.go.jp/world/shinsai/inspection_th.html
香港:ヨウ素131 100ベクレル/kg、セシウム134、137 1,000ベクレル/kg
http://www.jetro.go.jp/world/shinsai/inspection_hk.html
ついでにシンガポール:1ベクレルも入れない>>、これも不確かなので線を引く

4月14日時点で、生鮮食品の輸入停止措置の対象は10都県。輸入停止の対象となっている県と具体的な対象品目は以下の通り。
(1)福島、茨城、栃木、群馬4県:牛乳・乳製品、水産品、肉、果物、野菜の輸入禁止
(2)兵庫、静岡、千葉、神奈川、埼玉5県と東京都:果物と野菜の輸入禁止
http://www.iis-net.or.jp/saigaishien/H23kisei_01.html

ということなので、私だったら神経質だから飲ませないと思う。一キロ母乳を出すのは本当に大変だったと思う。(次の日のニュース等によると1人約120〜130ccずつ採取、クール宅急便等で送って検査)自分は母乳が出なくなったので生後2.5ヶ月くらいから粉ミルクにきりかえた。母乳をあたえることができないことが辛かった。逆に母はたくさん出すぎた。小さな娘を親にあずけて夜勤をしていたから「夜、泣きながら絞ったのよ」というのを何回も聞かされた。