歎異抄第九条

お互いに、久遠劫よりいままで流転せる苦悩の旧里はすてがたく、(久遠の昔から今日まで、限りない流転を続けてきたこの苦悩のふるさとは、どうしても捨てがたく、)いまだうまれざる安養の浄土はこいしからずそうろう (まだ生まれたことのない永遠の安らぎの世界である阿弥陀の浄土が恋しくも思えないということは、本当によくよく強く盛んな煩悩の)身である。その私たちの生き方を親鸞聖人は、煩悩具足の凡夫、火宅無常の世界は、よろずのこと、みなもって、そらごとたわごと、まことあることなき、と、言い当てた。

なごりおしくおもえども、娑婆の縁つきて、ちからなくしておわるときに、かの土へはまいるべきなり。(しかし、どんなに名残惜しいと思えても、この世の縁がつきて力なく生命の終わるときに、彼の阿弥陀の浄土へ生まれるのです。)

なんか心配せんと死んでいかんか、と言っているのでない、
外務省に世界50カ国をこえる国から支援の申し入れが届いたと、
レディーガガという世界のトップアーティストが日本の為にチャリティー運動を始めた。
先ほど、台湾からお母さんに電話があった。
私たちはこの未曽有の惨事にそれぞれ精一杯いのちを尽くしていかんなん、