登校日「折り鶴」

詩は「peace song」より
「折り鶴」               作詞・作曲 梅原司平

生きていてよかった それを感じたくて
ヒロシマの町から 私は歩いてきた
苦しみを言葉に 悲しみを怒りに
傷ついた体で ここまで歩いてきた
この耳をふさいでも 聞こえる声がある
この心閉ざしても あふれる愛がある
はばたけ折り鶴 私からあなたへ
はばたけ折り鶴 あなたから世界へ

生きていてよかった それを見つけたくて
ナガサキの町から 私は歩いてきた
この胸の痛みを 歌声に託して
焼けあとの下から ここまで歩いてきた
この耳をふさいでも 聞こえる声がある
この心閉ざしても あふれる愛がある
はばたけ折り鶴 私からあなたへ
はばたけ折り鶴 あなたから世界へ


私の小学校では毎年8月6日に登校日があり、戦争や原爆についての話がある。そういえば私の時代は『はだしのゲン』を観たかな?妹は『トビウオのぼうやはびょうきです』を読んだことを覚えていた。

トビウオのぼうやはびょうきです

トビウオのぼうやはびょうきです

今年の宿題は『折り鶴』の歌を家族に歌って聞かせることだった。その夜ママは小学校一年生の娘となぜ原爆が落ちたのか、戦争とは何かを話した。宿題ということもあってとても興味を持って聞いてくれた。家庭で語り合う機会を与えてくれたことをうれしく思った。