不 安定

救われた。という思いと、繋がれている。大切な牙を抜かれてしまった。飼い殺しにされている。という思いは紙一重。どちらがでるかは日々違う。どちらがでても私は愛しているという態度を変えない。そこでどう生きるか、出て行くということを選ぶことも本人次第、日々のこと。
安定なんてのが実は怪しいもんだね。

安らかな毎日が崩れると、今までの価値観が崩れ、なぜこんな苦しみを、こんな苦しい思いをしてどうして生きねばならない、と生きていることの根本的問題があらわになって自分に降りかかってくる。安定した毎日の生活が崩れる時に、人間と生まれたことが深く大きな問いになる、そのときに道を求めずにはおれない。(佐野明弘師報恩講法話より)

耳に｢すべてのものはうつろいゆく｣という佐野さんの言葉が残る。(ものまねしたりしてる。(笑))