どんねんて!

二日、報恩講法話の最中に演台にメモが運ばれた。「ご門徒が亡くなられたそうです。」

帰宅すると連絡を受けた母はバイトでいなくて私は所要をこなしていた、六時、ふと電話機の横にメモを見つける。「三日七時通夜、四日十時葬式、今晩七時仮通夜、四日○○家50回忌十時→一時に変更」。今晩七時仮通夜!?どんねんて!と完全に切れて母のバイト先に電話、「今メモをみたけれど、勝手に受けないでくれる?だいたい日を勝手に決めて寺への連絡は一番後ってどんねんて(どういうことよ)!住職が出れないよ!うちの村では仮通夜は亡くなった日にはしないのよ!知らないの?!じいちゃん枕経にいっていないの?連絡を受けてすぐ電話したけれど誰も電話に出なかったから一緒に行ってくれたと思っていたのに!50回忌法要の時間を勝手に動かさないでよ!(怒)・・・」「じゃあ、なんで帰ってすぐ電話しないのよ!私から家に電話しろというつもり!?(怒)」と五分間怒鳴りあう。連絡先の記入もなかったが、村にいるとのことで喪主に電話をかける。用件は上記で、こっちが申し訳なくなるくらい「知らなかった」と謝られた。


お通夜は住職が不在で申し訳ないが私が代役となる。J寺報恩講中日初夜のお話を依頼されていたのが、残念でしょうがないけれど、ドタキャンする事になった。

J寺報恩講では私が座配を勤める。もちろん出仕、そして法話も。そこに突然の訃報、二日の仮通夜から今まであっという間だった。四日は住職が50回忌参勤のため還骨勤行から交代。相変わらずどたばたやわ。