2008-01-19から1日間の記事一覧

余談

徳川幕府の庇護のもと現在の大谷派があることについては、私には複雑で、むしろ喜ばしい事として伝えてきたことはない。ということを書こうと思っていましたが、「釈迦に説法」かもしれないのでやめ、当初の予定通り、同朋会運動のテキストから『観経』の「…

「旃陀羅」についての用語解説

『観経』には「栴陀羅」とあるが、通常は「旃陀羅」と表記される。「旃陀羅」は梵語チャンダーラの音写であり、古来中国では「厳熾(ごんし)、執悪(しゅうあく)、険悪人、執暴悪人、主殺人、治狗人、屠者」などと訳されてきた。 インドでは紀元前八〇〇年ころ…