低線量の地域で生活することは子ども免疫力を高める効果がある

原子力行政を問い直す宗教者の会」から会報が届いた。「北海道の夏休み「合宿・グループ」ご招待プロジェクトのご協力の御礼」を読んで、とってもうれしくて、娘に読み聞かせた

また、最近の報告では、福島に留まっている子どもと、今回のプロジェクトのように一定期間県外で避難生活した子どもの尿を比較調査したところ、前者の被曝数値(セシウム)は横ばいが増加しているのに対し、後者は減少している(不検出の事例もある)との結果が明らかになっております。このプロジェクト実施を計画していた時、専門医に受けたアドバイス通り(低線量の地域で生活することは子ども免疫力を高める効果がある)の報告に、あらためてプロジェクトの意義を確認した次第です。
「北海道の夏休み「合宿・グループ」ご招待プロジェクトのご協力の御礼」より抜粋

プロジェクトは、カンパが集まることも大変だったと思う。けれどもそれより大変だったのは、子どもを送り出す方々に説明することだったと思う。私たちはいろんな社会性の中で生きている。それをすっと断ち切ることはたとえ限られた時間でも難しい。そして専門家は大勢いる、このプロジェクトに科学的に異をとなえる人だっていたはず。子どもたちを送り出した方々も、プロジェクトを作った人たちも、不安だったと思う。カンパしてよかったなとすなおに思う。