ご功徳物

昨日、従弟が来た。帰りしな「じゃあ、これを、○○の寺でいただいたご功徳物だけど、たくさんいただいたから半分あげるね。」と言ってくれた。コイ○ヤのポテトチップス小袋、こつぶっこ小袋、イカの姿フライ、揚一番、・・・


娘やお兄ちゃんが大好きなものばかりで、そうそうになくなった。「これは男性のチョイスに違いない、しかも、酒のみだ。」といいながら食べた。


ご功徳物、「ごくどくもの」と言うので、住職は「極毒物」だと思ったらしい。←鈍い。
私たちで言うところの「お供え物」、あるいは「お下がり」である。


従弟いわく、「ご功徳物」は名のとおり、仏様に供えられていたから、(念仏の)功徳があるんだという。浄土真宗のお寺のお供え物は「ご功徳物」にはならないんだろうか。かなりひっかかった。


先日、テレビをつけたら、「日本人と伊勢」みたいなタイトルで基調講義やパネルディスカッションのようなのをやっていた。「お伊勢参り」を「お陰参り」というたそうな。お陰と言うのは「お陰さま」のお陰。神様に参るといっても現代のように1000円あげてお願いするというようなことではなかったのだという。


おじいちゃんが夕方のお参りをする。お参りしたことを忘れるのか、2時間で5回くらい行く。手を合わせて「ちょっと如来さんにお礼をとげに行く」といって参りに行く。