(推進員養成)講座のねがい

講座のねがい―真宗門徒の生活―
受講されるみなさんは、この講座をとおして、真宗門徒としての歩みを始めていただきます。ここに特に大切な4つの生活実践について掲載します。


1.帰敬式の受式
(抜粋)私たちは法名をいただくのは死んでからだと思いがちですが、生きている今だからこそ、人間としての生き方、あり方を教えに学んでいこうという決断の式が帰敬式です。
●帰敬式を受式し、「釋(尼)○○」という法名をいただきます。
●所属寺院の住職が選定した法名で受式することもできます。


2.お内仏のお給仕
(抜粋)真宗門徒は伝統的に仏壇を「お内仏(おないぶつ)」と呼んできました。もともとは本尊を掛けて礼拝勤行するところから出発しました。その本尊を掛ける場所が定着したところに床の間がうまれ、仏間ができてきました。(江戸時代中期に現在使用されている箱型仏壇が一般的に)

近代から今日まで、仏壇本来の意味が失われ、先祖崇拝のための檀(先祖檀)であったり、祈祷のための檀(祈祷檀)になっています。仏法を聴聞し、念仏申す身となるということが真宗門徒の生き方です。・・・勤行をし、お給仕するという、真宗門徒の生活が伝承されてきました。


3.同朋会への参加
「月に一度はお寺でおしゃべり」(抜粋)推進員養成講座は、寺が聞法の道場となるよう、また、門徒が本当の真宗門徒になることを目的に実施しています。


4.真宗本廟奉仕
(抜粋)同朋会館では、さまざまな人々がつどい、生活を共にし、真宗門徒としての生活姿勢をあらためて問い返し、語り合う場として開かれています。・・・
(『真宗同朋会 推進員養成講座 ハンドブック<第3期第4次・第5次用>真宗大谷派』より)