追記―「式司」ではなく「座支配」

正式には「式司」ではなく「座支配」と言いますが、私の田舎では報恩講全体を取り仕切ること、梵鐘の指示、荘厳の確認、タイムキーパー、式次第の構成、座配(ざはい、誰がどこに座るか)などをすることを「式司」と言っています。「式事(しきじ)」と書く方が多いでですが、私の先生は「式を司るから式司」だと教えてくれました。