月経前症候群(PMS)カミングアウト

以前、『話を聞かない男、地図が読めない女―男脳・女脳が「謎」を解く』を読み、ブログに書いたことがあった。月経前症候群(PMS)について書かれていた。
月経終了後21〜28日の期間、女性の体ではホルモンが急激に減少してバランスがおかしくなり、月経前症候群の呼び名で知られるいろいろな症状が起こる。気分が沈み、陰うつになって、ひどいときには死にたくなる。女の25人にひとりは症状が重く、性格まで変わることがある。
暴行や万引きなど、女による犯罪のほとんどは月経周期21〜28日目に起っているという統計がある。ある調査では殺人や暴力行為で刑務所に入っている女性の少なくとも半数は、月経前症候群だった。月経前のこの時期には、女性が精神科医、カウンセラー、占星術師を訪れる回数が極端に多くなる。「自分がコントロールできない」「頭がおかしくなりそう」と感じるからだろう。月経前症候群の女性がハンドルや飛行機の操縦桿を握ると、事故を起こす確立が4〜5倍は高くなるという。・・・
月経前症候群の症状をネットで調べてみました。
参考:http://www.kusuhara.gr.jp/premenstral_syndrome.html
身体的症状:
下腹部の痛みや張り、乳房の痛みや張り、腰痛、関節痛、頭痛、めまい、吐き気、動悸、ぜんそく、肩こり、喉のつまり、下痢、便秘、めまい、ニキビ・肌荒れ、ジンマシン、しびれ、悪寒、食欲がなくなる、背中の痛み、とても食欲がでる、甘いものが食べたくなる、体重増加、むくみ、脚が重い、顎関節症、倦怠感 など
精神的症状:
怒りやすい、反感、闘争的、攻撃的になる、憂鬱、緊張、余裕のない感じ、張り詰めた感じ、 イライラ、判断力の低下、不決断、集中力の低下、コントロールできない、混乱、無気力、孤独感、寂しくて一人が耐え難い。絶望感、罪悪感、すぐに泣いてしまう、 自信喪失、自殺願望、 誰にも会いたくなくなる、興奮、落ち着きが なくなる、変に元気になる、執着が強くなる、疲れやすい、不眠、 涙もろくなる など
全部当てはまるわけではなく人によって症状が違うようです。私は精神的症状がたくさん当てはまります。イライラがベースで導火線に火がついている状態ですが、怒りだけでなく悲しみの感情も強く涙もろいこともあります。判断力・集中力の低下も思い当たります。誰にも会いたくないのに寂しくて一人が耐え難い、矛盾だらけだけど経験談です。
ロングドライブに目的がいくつかあると爆発してもおかしくないと思えます。こんな自分は受け入れられない、愛せない、と思う。愛してもらえないとも思うかもしれない。そんな時ネットというのはなかなか頼りになるなと思いました。「痛みをわかちあう」というとなんだか大げさですが、自分と同じ痛みを持つ方、苦しみを先に表現してくれる方がおられると、自分の存在が少し許されたように思えるのです。
私の場合はものすごく困難なことが目前にあったら、イライラすることはなく、そのことに一生懸命です。ですから、「本当はがまんできるだろう」と男性からは言われるので辛いです。確かに女性特有の痛みであり、悲しみですが、だから男性にはわかってもらえないとは思いません。どうやったら伝えられるかを考えたいです。