「三つ折本尊(みつおりほんぞん)」をはじめて使った。

21時に亡くなった知らせを受けて、金沢の病院へ行った。ご門徒の兄弟で他に身寄りがなく献体にすることになっているということだった。

病院の霊安室はテレビで見るよりずっと明るくて狭くて暖かかった。持ち歩いている「三つ折本尊(みつおりほんぞん)」をはじめて使った。「阿弥陀経」と「正信偈」と「白骨」の御文をつとめた。

今日は一日熱があったのが、寒くて体が痛くてたくさん眠った。夕食後に飲んだ「パブロンエース錠」がよく効いたおかげで、ちゃんとつとめることができてよかった。明日からはじめてのお寺で三日間永代経法話をすることになっている、風邪なんかひいてられない、がんばるぞ。