通夜説法原稿作りの前にまとめておくこと

(●さんと●さんを呼ぶ、できれば喪主である奥さんの前でお話する。)
実は前回のお葬式では、「お葬式と四十九日法要も含めてお布施は2万円いただいた」ということを前住職から聞いております。

今回、「さそう」について、いつもお手伝いいただいているお寺さんがお葬式のため来れないという事で、いくつかのお寺におたずねしましたところ、日曜であることから「法事があるのでいけない」ということもあって、○という在所の●●寺さんにお願いすることになりました。

こちらの方の例えば●●寺さんであれば「伴僧さん」をつれてくる、伴僧さんが「さそう」をつとめるということがあると思います。そしてこの辺では「ふぎん」と言って、何人かお寺の方をお呼びするということがありますが、今回は「ふぎん」の招待はなしということになりました。伴僧さんに「さそう」をお願いする、ということであっても、お布施はするものです。他所のことはわかりませんが当寺ではこのさそうをお願いした方に対して、25000円以上のお布施をお願いし、みなさんにそうしていただいていますし、今回は特に他所の方をお願いせねばならなかったということもあって、具体的な金額、「25000円なんですけれども来ていただけるでしょうか」というふうにお願いをしております。是非25000円以上ということでお願いいたします。

それから当寺へのお布施でありますが、「普通は10万だから」と申すつもりもありませんし、申す必要もございません、特に、ご門徒ということもあってご縁をいただいておりますので、ない中からがんばってということは充分伝わっておりますし、こちらも精一杯しているつもりです。ですから、お布施の金額はもちろんお任せします。

ただ約束いただきたいのは、葬儀式当日にお布施をください、そして、50000円以下であれば、一週間のお参りと七日ごとの七日参りを遠慮させていただきます。

都会では「直葬」というのが流行りつつあるということです。葬儀などはやらずに荼毘にふす、ということがある。今回みなさんの協力によってホールを借りて立派な葬儀をされるということが一つありますから、もうそれだけで充分ということはあります。
四十九日法要にまた参らせていただければいいかなと思っています。
最後にお布施の袋について、もし葬儀屋さんの方から真っ白なものをご用意いただけたといたらここに「お布施」ここに「●●家」できればこちらに●●寺様と書いてください。差し出がましいようですが、よろしくお願いします。