放射性セシウムの上限年間5mSvから10mSvとは

セシウム基準「現状で妥当」=緩和の余地残す―食品安全委
時事通信 3月29日(火)17時44分配信

 食物に含まれる放射性セシウム134、同137から受ける人体への影響に関し、内閣府食品安全委員会は29日、厚生労働省が暫定規制値の根拠とした年間許容量の5ミリシーベルトについて、相当に安全な数値だとして現状で妥当とする評価をまとめた。
 暫定規制値をめぐっては、農畜産物の出荷などを制限された自治体から、緩和を求める緊急要望が政府に提出されている。これに対し、蓮舫消費者担当相は「食品安全委員会の中で結論を出したい」としていた。
 同委は国際放射線防護委員会(ICRP)が、最大で年間10ミリシーベルトと勧告していることなどを考慮。同5ミリシーベルトとした現行の基準について、食品の安全性は十分に保たれると結論付けた。
 ただ、同委は放射性セシウムの上限を年間10ミリシーベルトとした場合でも、「緊急時には不適切とまで言えない」と指摘。出席者からは「妊産婦や乳幼児への影響はない」との意見も出され、将来的な引き上げについては余地を残した。
 同委は放射性ヨウ素131の暫定規制値についても、現行の基準を妥当と判断したことから、厚労省規制値引き上げについて、当面は慎重な判断を下すとみられる。
時事通信社 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110329-00000095-jij-pol

同内容:朝日新聞 asahi.com http://www.asahi.com/national/update/0329/TKY201103290411.html

これ昨日印刷したところだ。
【飲食物摂取制限に関する指標】
厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001558e-img/2r9852000001559v.pdf
原子力百科事典 atomica 
http://www.rist.or.jp/atomica/data/pict/09/09030306/03.gif
しかし、これまで日本の平均自然放射能、自然界にもともとある放射能あびる量は1mSvで、世界平均が2.4mSv(もともとこれは鉱石や岩石くが多い地域の平均値)。ICRPのデータによると、1mSvという値は一万人の中で一人がガンで亡くなるということ。であるなら、年間5ミリシーベルト、10ミリシーベルトという値は、一万人の中で5あるいは10人がガンで亡くなるということを指標にすることとなんだろうか。しかしベクレルをシーベルトにするには大変難しい式があったはずで、この厚生労働省放射性セシウム摂取制限指標値は500ベクレルと書かれてあるんだけど?「6.0メガベクレルは60マイクロシーベルトの67万分の一」を手がかりに誰か計算できる人いないかなぁ。中学生くらいで出来るはずだ…。あ、×365日とかもあるのかな

170ベクレル以上で輸入規制=食品中のヨウ素検出で―米国
時事通信 3月29日(火)14時44分配信

 【ワシントン時事】米食品医薬品局(FDA)の広報担当者は28日、福島第1原発の事故に関連し、日本からの輸入食品について、1キロ当たり170ベクレルを上回る放射性ヨウ素131を検出した場合には輸入を差し止めるとの規制方針を明らかにした。生鮮食品など保存期間が短いものは業者側に引き取りを求め、冷凍食品などについては一時保管し、基準を下回った場合には米国内での流通を認めるケースもあるとしている。
 FDAによると、米国では放射性ヨウ素131に対する規制として、食品については1キロ170ベクレルを政府による「介入レベル」と規定、国民が大量摂取しないようにするための保護措置を講じる。ただ、この介入基準を上回る量を摂取した場合に健康に影響が出ると認定しているわけではないという。
 日本はヨウ素131について、飲料水は1キロ当たり300ベクレル、野菜類は同2000ベクレルを暫定規制値としている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110329-00000068-jij-int