禀承餘艸(ほんじょうよそう)を読む時が来た

15年くらい前、秘密だと念を押され♪「禀承餘艸(ほんじょうよそう)」のコピー本をいただいた。縁あって今日、活字にしたものを送っていただいた。
レアものだと思っていた禀承餘艸だけど、大阪の准堂会が勉強しているほか、長浜の准堂会も勉強を始めるということらしい、とのこと。もう門外不出のものでもないのだと思う。
目次には、真宗の本尊のこと、寺院のこと、荘厳のこと、儀式のこと、仏事のこと、などなど書かれている。ある方が、「これまで、“How to 本”が軽んじられてきた傾向があるが、そうではなくて、全部鵜呑みにも出来ないが、大切なことも書かれていると思います。」とおっしゃったことに同感する。「禀承餘艸(ほんじょうよそう)」は、“How to 本”として門外不出のような形で軽んじられてきたのだろう。少なくとも学校では習わなかった。それはなぜなのか、自分で読む時が来た。