プールで思い出す名言

寝坊した。物音に起きたら6:40だった。ラジオ体操は6:30から10分、もう5分早く起きれたら遅刻ではなかった、おつとめの練習はその後7:00までなのである。45分に会場に着いたが誰もいなかった。今年は晴れが続いたので、練習はお盆までにしたので今日が最後のはずだったのに残念。
ということで、惜しくも最後の日となった11日(12日は台風で雨により中止)、一言だけ子どもたちに聞いてもらった言葉がある。私に正信偈を教えてくれた○○寺さんは、おつとめの練習の後、短いお話をしてくれた。楽しみでもなかったことを懐かしく想い出す。

くらべず あせらず あきらめず
竹中智秀

私たちは、人とくらべて、あせって、あきらめてないだろうか。そんな価値観で人を傷つけ、自分を傷つけていないだろうか。そういう内容で五分かけなかった。専修学院在学時の院長講義での言葉である。
この言葉は、ある人が子どものプール教室に書かれていたものをみんなに伝えたところ、竹中先生が深く感銘したと、そういえば聞いた。
それは最近M先生が、18年前に聞いてイメージした、プールの情景とともに思い出させてくれた。M先生は、あの時この言葉に帰っていたのだと思う。言うまでもなく、人と比べ、焦り、あきらめようともがく、自分を自分が生きれなくしているような生活に、竹中先生の言葉に帰って、目を潤ませたのではないだろうか。