報恩講の花瓶を見せてもらう

nikoju2007-06-15

今年は経費削減のため報恩講の花を自分で立てたい。実は経費削減以上に大切な理由として町のお花屋さんが以前(おじいちゃんの時代かな)からの付き合いで、今でも毎年お金を上げてくれるので、今年こそはこのお花屋さんでどっさり買いたいという思いがあった。それからもう一つの大きな理由として、近年お花を立ててもらっている業者が下手すぎる。子どもの頃は報恩講の花が立つとうっとりしたけれど、近年がっかりしている。荘厳(花瓶には向きがある)の事もちっとも覚えない。下手で目立つ、他のお寺へいってもあの人が立てたな、とわかる。でも親切・丁寧(最後にきちんと掃除をして帰ります)、何より安い。自分で花を立てることができないとわかったらまた依頼する事もあるかもしれない。


そんなわけで、報恩講のお寺にお花を見せてもらいに行く。以前福井のお寺の花瓶を見て「なんだあの立て方は?」とかなり驚いたが、本山も本尊に向って立てられていることに気付いた。自分たちで立てようと思ってからあちこちネットで報恩講の花を見たが、大阪などの木が使われた斬新なものに驚く。どこの寺だったか忘れたが、「初心者マーク」のようなものもあった。


地元では、一つひとつの花瓶が左右対称にきちんと入れられる。今日見せていただいたお寺のお花が毎年見事であると知っていた。この辺は見事でない寺が少ない。