金沢 竹中智秀先生を偲ぶ会1

去る2007年5月8日午後三時より金沢真宗会館ホールにおいて、「金沢 竹中智秀先生を偲ぶ会(主催 六道会)」が行われました。六道会でお育ていただいた縁もあり、司会によんでいただいて法座に遇うことができました。


とっても心のこもった場でした。「善智識だのみ」と揶揄する方はおられず、一人一人竹中先生に出会って、竹中先生を偲ぶということに出会ったような会でした。記念品がまたあたたかくて、『現在を生きる−『歎異抄』のこころと私たち−』(東本願寺伝道ブックス41)、金沢仏青公開講座『聞』講義履歴、お話されている写真と「たけなかづくし」です。それから弧野先生より『「我が本国・浄土」−檀家制度の崩壊を縁として』(興正寺宗務所発行)をいただきました。


大谷専修学院竹中智秀院長先生は昨年10月8日に浄土へ還られました。その朝Gちゃんから電話がかかって、あまりにも急で「なんでそんな嘘をつくんだ?」と思ったし、妹夫婦へ電話しても「嘘だ!」という感じでした。嘘だったらよかったのに。先生の葬儀は「密葬」だったので、迷ったけれど密葬にしたい方の心を思って行きませんでした。その後「学院葬」がありましたが、ご門徒が亡くなって行けなかった。今回の「偲ぶ会」でようやく竹中先生の死と向き合うことになりました。